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2018.09.14

イベント

「第7回CHUBU懇話会」

2018年9月14日(金)に、弊社にて日本生物工学会中部支部主催「第7回CHUBU懇話会」を開催いたしました。

【ランチタイムセミナー】
「企業紹介」・・・弊社社長 安藤 芳彦
「Skin Biological Targets of Cosmetic Ingredient Development : A case study from Ichimaru Pharcos Naturals」・・・Arunasiri Iddamalgoda

弊社社長の安藤から弊社についての紹介、弊社開発部長から弊社製品やこれまでの研究開発成果についての紹介を行いました。

【講演会】
「Graph Convolutional networkを用いた低分子化合物のプロファイル予測・要因分析・化合物提案」・・・桐谷 太郎 様(株式会社エクサウィザーズ)
=講演要旨=
近年 Graph convolutional network (GCN) というアルゴリズムを用いることで、低分子化合物の情報抽出・学習が高精度で行われている。エクサウィザーズは京都大学・理化学研究所との共同開発により、化合物デザインを支援する要因分析や化合物候補の提案を行うGCN応用モデルを開発した。概略と実用例について発表・考察を行う。

「フラボノイドの美容と健康に与える影響」・・・山内 恒生 先生(岐阜大学応用生物科学部)
=講演要旨=
近年フラボノイドの高い生理機能に注目が集まっている。フラボノイドは野菜や果実、生薬や樹木など広く植物中に含まれるポリフェノールの一種である。本研究でこれまでに明らかにしてきた、美容と健康に寄与するフラボノイドの多種多様な生物活性と、その作用メカニズムについて紹介する。

「バイオインフォマティシャンに憧れてー高速DNAシークエンシングを駆使した転写制御機構の解析-」
・・・兒島 孝明 先生、中野 秀雄 先生(名古屋大学大学院生命農学研究科)
=講演要旨=
高速DNAシークエンシングに代表される実験技術の著しい進展とデータの膨大化に伴い、生命科学と情報科学の接点であるバイオインフォマティクスが注目を浴びている。一方で、生物実験を主に行ういわゆるWet研究者にとって、バイオインフォマティクスの手法を用いた解析は一般にハードルが高いとされている。本講演では、バイオインフォマティクス分野新規参入者である我々が、膨大なデータを相手にどのように向き合ってきたか、転写因子による転写制御ネットワーク解析をケーススタディとして紹介したい。

「麹・その古くて新しいもの」
・・・今野 宏 様(株式会社秋田今野商店)
=講演要旨=
アルギニンは苦みを呈し清酒の喉越しや後味に大きく関与しており、その含有量の低減化は品質向上の要である。我々は米グリテリンを基質とするエンドプロテアーゼとエキソプロテアーゼの総合された活性である総合ペプチターゼ活性測定法を開発し菌株のスクリーニングを行い、既存の種麹より総合ペプチターゼ活性が低い菌株を見出した。本菌株を用いた生成酒のアルギニン含量は対照酒の十分の一で官能評価では極めて高い評価を得た。本種麹の開発により酒造米を高度に磨かなくても高品質の清酒が容易に造れ、かつ製造コストの低減化に寄与することを明らかにしたので、その開発の一例を紹介する。

【企業見学】
弊社 本社・研究所
以上

 

お問合せ先
一丸ファルコス株式会社 開発部
岐阜県本巣市浅木318番地1
TEL:058-320-1030
FAX:058-320-1041
担当:アルナシリ

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