2019.06.21
「第135回 日本薬理学会 近畿部会(岐阜)」にて発表
一丸ファルコス株式会社は、2019年6月21日(金)に岐阜市じゅうろくプラザにて開催された「第135回 日本薬理学会 近畿部会」において、下記の発表を行いました。
記
題名
「ツボクサ抽出物及びasiaticosideの酸化ストレス及び小胞体ストレス誘発神経細胞障害に対する保護作用」
発表要旨
現代社会において、治療ニーズの高まっている疾患の一つにアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患が挙げられる。しかしながら、それらに対する十分な治療薬は存在していない。これらの疾患は、異常タンパクの蓄積による酸化ストレス及び小胞体ストレスの発生が神経細胞死の原因の一つと考えられている。酸化ストレス及び小胞体ストレスに対して、インドで認知機能低下の予防を目的として伝承的に用いられているツボクサ抽出物及び成分のasiaticosideの作用を検討した。本研究は、ツボクサ抽出物及び成分のasiaticosideの神経細胞保護効果及びその作用機序の解明を目的とした。
ツボクサ抽出物及びasiaticosideは酸化ストレス及び小胞体ストレスに対し、マウス海馬神経細胞由来 (HT22) 細胞保護作用を有しており、そのメカニズムとしてROS産生の抑制と小胞体ストレス発生の抑制が関与することが示唆された。
お問合せ先
一丸ファルコス株式会社 開発部
岐阜県本巣市浅木318番地1
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FAX:058-320-1041
担当:伊藤