2018.03.25
「日本薬学会 第138年会(金沢)」にて発表
一丸ファルコス株式会社は、2018年3月25日(日)〜28日(水)に金沢市にて開催された「日本薬学会 第138年会」において、下記の発表を行いました。
題名
「神経細胞死に対するツボクサ (Centella asiatica) 及びショウブ (Acorus calamus) 抽出物の細胞保護作用」
発表要旨
現代社会において、治療ニーズの高まっている疾患の一つにアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患が挙げられる。しかしながら、その十分な治療薬は存在していない。これらの疾患は、異常タンパクの蓄積による酸化ストレスあるいは小胞体ストレスによる神経細胞死が原因の一つと考えられており、アルツハイマー病においてはアミロイドβが酸化ストレスや小胞体ストレスを引き起こすと言われている。今回、酸化ストレス及び小胞体ストレスに対して、インドにおいて脳に有効性が指摘されている植物7種 [ツボクサ (Centella asiatica), オトメアゼナ (Bacopa monnieri), ショウブ (Acorus calamus), ジョティスマーティ (Celastrus paniculata), アサガオカラクサ (Evolvulus alsinoides), オニハス (Euryale ferox), カミメボウキ (Ocimum sanctum)] を用いて検討を行い、ツボクサ及びショウブ抽出物は酸化ストレス及び小胞体ストレスに対し細胞保護作用を有することが示唆された。
お問合せ先
一丸ファルコス株式会社 開発部
岐阜県本巣市浅木318番地1
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FAX:058-320-1041
担当:坪井