2018.01.27
「日本農芸化学会中四国支部第50回記念講演会(例会)」にて発表
一丸ファルコス株式会社は、2018年1月27日(土)に広島大学にて開催された「日本農芸化学会中四国支部第50回記念講演会(例会)」において、下記の発表を行いました。
題名
「ミルレクチンのアフィニティークロマトによる精製法の確立と化学構造解析」
発表要旨
緑藻ミルにはTn 抗原やTF 抗原に特異的なレクチンが存在することが知られている。我々は瀬戸内海産のミル(Codium fragile)レクチン (CFL) の精製法を確立し、N-末端アミノ酸配列,糖鎖アレイを用いた糖鎖結合特性を明らかにしている。他種のミル(Codium barbatum)由来のレクチン (CBL)については既にアミノ酸配列が明らかになっているが、CFL とは糖鎖結合特性及びN-末端アミノ酸配列が異なっているため、CFL とCBL は異なるレクチンであると考えられる。そこで、本研究では CFL の化学構造及び糖鎖結合特性の詳細な解析を目的として、ミルレクチンの簡易精製法確立を行った。
お問合せ先
一丸ファルコス株式会社 開発部
岐阜県本巣市浅木318番地1
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担当:坪井