2017.06.02
「第17回日本抗加齢医学会総会」にて研究発表
一丸ファルコス株式会社は、2017年6月2日(金)~4日(日)の3日間、東京国際フォーラムにて開催された「第17回日本抗加齢医学会総会」において、下記の研究成果を発表いたしました。
記
題名(研究テーマ)
「低温熟成ニンニク抽出物の記憶学習能改善効果」
発表要旨
現代の高齢社会において、脳機能の増進や維持を目的とした食品が注目され、特に記憶の精度や判断の正確さを向上させることを目的としたブレインフードへの関心が高まっている。低温熟成ニンニク抽出物(Gext.)は、記憶能改善に有用と考えられている硫黄化合物S-allylcysteine (SAC)を通常のニンニクより多く含有している。本研究において、in vivoにおけるGext.及びSACの記憶学習能改善効果を調べたところ、経口摂取されたGext.またはSACがマウス脳において、記憶形成に重要な海馬の機能維持に関与している可能性が示唆された。