2015.03.26
「日本薬学会 第135年会(神戸)」にて研究発表(1)。メラノソーム輸送制御による新規美白素材の開発
一丸ファルコス株式会社(本社/岐阜県本巣市)は、平成27年3月25日~28日まで4日間、神戸で開催された「日本薬学会 第135年会」において下記の研究成果を発表致しました。
記
題名(研究テーマ)
メラノソーム輸送制御による新規美白素材の開発
発表要旨
メラニンを含むメラノソームは、色素細胞で作られ表皮細胞へと運搬される。このメラノソームの運搬を担うのがキネシンと呼ばれるモータータンパクである。
今回我々はワイルドタイムに含まれる成分が、キネシンの発現を抑え、メラノソームの運搬を妨げることで優れた美白効果を示すことを明らかとした。従来にない新しいメカニズムによる美白効果は、今後の美白化粧品への応用が期待される。