2006.06.12
「第31回日本香粧品学会学術大会」にて研究発表。皮膚におけるGABA合成酵素の機能解析と化粧品への応用
一丸ファルコス株式会社(本社/岐阜県本巣市)は、平成18年6月8日~9日の2日間、ヤクルトホール(東京都港区)にて開催された「第31回日本香粧品学会学術大会」において、下記の研究成果を発表いたしました。
記
題目
「皮膚におけるGABA合成酵素の機能解析と化粧品への応用」
研究テーマの発表要旨については、以下のとおりです。
皮膚において肌荒れ改善などの抗老化作用が報告されているGABAの合成酵素であるグルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)に着目し、皮膚における局在及び機能について調べた結果、GAD67が線維芽細胞に発現し、抗酸化機能や真皮形成に関与していることを見出した。
さらに、ビルベリー抽出物に線維芽細胞においてGAD67の発現を亢進する効果があることが判明し、皮膚におけるアンチエイジング作用が示唆された。
なお、本発表の関連記事、http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?id=20037136(日経BPニュース)もご参照ください。