2017.05.11
「EXPERIMENTAL AND THERAPEUTIC MEDICINE」誌に研究論文掲載。プロテオグリカンの軟骨保護作用。
EXPERIMENTAL AND THERAPEUTIC MEDICINE誌に、弊社研究員が投稿したプロテオグリカン経口摂取による皮膚状態の改善に関する以下の研究論文(英文)が掲載されました。
タイトル
「Evaluation of the effect of salmon nasal proteoglycan on biomarkers for cartilage metabolism in individuals with knee joint discomfort: A randomized double‑blind placebo‑controlled clinical study」
(膝関節に違和感のある人を対象とした、軟骨代謝のバイオマーカーに対するサケ鼻軟骨プロテオグリカンの効果の評価:無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験)
発表要旨
サケ鼻軟骨プロテオグリカンの関節の健康に対する軟骨保護作用を評価するため、無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験を実施した。変形性膝関節症の診断は受けていないが、膝関節に違和感のある人を対象に、サケ鼻軟骨プロテオグリカンを10mg/日の用量で経口投与することにより、明らかな副作用を引き起こすことなく、軟骨代謝の改善(II型コラーゲン分解の抑制およびII型コラーゲン合成の促進)が認められた。サケ鼻軟骨プロテオグリカンの経口投与(10mg/日)は、膝関節に違和感のある被験者に対して軟骨保護作用を発揮する可能性がある。
詳しくは、「EXPERIMENTAL AND THERAPEUTIC MEDICINE 14: 115-126, 2017」をご覧ください。