2022.03.24
「日本薬学会 第142年会」にて発表
一丸ファルコス株式会社は、2022年3月25日からオンラインにて開催された日本薬学会 第142年会にて、カーネーション花エキスの皮膚柔軟性改善作用に関する発表を行いました。
【発表タイトル】
カーネーション花抽出物による III 型コラーゲン産生を介した皮膚柔軟性改善作用
Effect of Carnation flower extract on the improvement of skin resilience via type III collagen
【発表要旨】
真皮乳頭層に多く分布するIII 型コラーゲンは、皮膚に柔軟な物性を与える生体成分として知られている。加齢や紫外線の影響により、皮膚老化のひとつの指標であるIII型/I型コラーゲン比(CIII/CI)は低下し、皮膚の復元力やハリの減少、シワの形成が見られるようになる。本研究では、カーネーション(Dianthus caryophyllus Linne)花抽出物のIII 型コラーゲンおよび関連タンパク質の産生能及びヒトの皮膚パラメータに与える影響を検討した。
今回の結果から、カーネーション花抽出物はヒト皮膚に対して極めて有用で、長期的に使用することで、皮膚の柔軟性やCIII/CI の改善に大きく関与する可能性が示唆された。
【発表詳細】
日本薬学会 第142年会(名古屋)
○ 開催日:3月 25日 ~ 28日
○ オンライン開催
○ 一般ポスター発表 (C) 生物系薬学
[26PO6-am2] 呼吸器系/皮膚・感覚器官㈰
3月 26日(土) 10:50 ~ 12:30 [PO6会場] P会場前 (3号館3階)
【関連リンク】 日本薬学会 第142年会 ホームページ