2024.11.18
「第2回 日本化粧品技術者会 学術大会」にて研究発表
2024年11月18日(月)〜20日(水)に神戸国際会議場で開催される「第2回 日本化粧品技術者会 学術大会」にて、当社研究員がポリリジンのヘアケア剤への応用研究として、毛髪カラーリング剤の色持ち改善効果検証結果の報告を行いました。
ε-ポリリジンによる毛髪カラーリング剤の色持ち改善効果等の検証
【発表要旨】
近年、ヘアカラーは白髪を隠す目的からファッション用途まで広く利用されている。これらのヘアカラー剤には酸化染料や直接染料などいくつかの種類が存在し、それぞれ異なる化学的メカニズムにより毛髪に多種多様な色を付与することができる。直接染料は主に毛髪の表面に付着することで直接的に色を付与するため、酸化染料に比べて短期間で色落ちする傾向がある。特に日常生活におけるシャンプーは退色を促進させる大きな要因の一つであり、これらの染料の色落ちは消費者にとっては大きな問題となっている。このような背景を受け、本研究では直接染料の一種である塩基性染料を用い、 ε-ポリリジンを処理剤として用いることで色落ちをどの程度軽減できるか検証した。
【発表詳細】
第2回 日本化粧品技術者会 学術大会
○ 開催日:11月18日(月)~20日(水)
○ 会場:神戸国際会議場 ポスター会場(4F、5F)
○ 発表内容:2024 年 11 月19 日(火):2日目
11:00~12:00 ポスターセッション1
P1-13:ε-ポリリジンによる⽑髪カラーリング剤の⾊持ち改善効果等の検証
◎藤澤 宗隆, ⽵内 良太, 伊藤 賢⼀(一丸ファルコス株式会社)
【関連リンク】 第2回 日本化粧品技術者会 学術大会