2015.04.21
資本業務提携による第三者割当増資の引受と共同での事業開発について
一丸ファルコス株式会社(本社:岐阜県本巣市、社長:安藤芳彦、以下「当社」)は、この度、オーピーバイオファクトリー株式会社(本社:沖縄県うるま市、社長:金本昭彦、以下「オーピーバイオ社」)と資本業務提携契約を締結しました。
当社は、化粧品、健康・機能性食品向けの天然由来原材料を開発、製造する研究開発型メーカーであり、半世紀にわたって、国内外の化粧品・食品メーカーへ幅広く原材料を供給しています。
今般の資本業務提携先のオーピーバイオ社は、2006年2月23日の創業以来、日本、とりわけ沖縄近海に存在する多様かつ世界的に稀少な海洋生物資源を、創薬、化粧品、機能性食品、化成品、環境・エネルギー関連の原材料として活用する目的で、生物資源のライブラリ構築から自社あるいは共同・受託での研究開発、シーズ提供などにわたるユニークなビジネスモデルを展開しています。こうしたビジネスモデルは、多種多様な海洋生物資源を安定的に収集する優れた技術と地域的ネットワーク、そして収集した資源から有用な化合物を探索する高度な専門知識と豊富な経験が基盤となっています。
今回、当社は、オーピーバイオ社が発行する第三者割当増資を引き受けるとともに、海洋生物を含む天然素材から新しい素材を発掘するために両社が協力して研究開発を行い、事業化を目指す包括的な契約を締結しました。
オーピーバイオ社と当社は、それぞれの経営資源を補完しあえる関係にあり、提携を通じてさらに多様な生物資源に対する研究開発をより効率的に行えるようになります。「天然資源との共生を通じて世界の人々の美と健康に貢献する」という当社の経営理念の実現に向け、今後とも積極的な事業展開を進めてまいります。