2011.06.24
「第36回日本香粧品学会(東京)」にて研究発表。幹細胞活性化剤カミツレ抽出液による皮膚老化予防
一丸ファルコス株式会社(本社/岐阜県本巣市)は、平成23年6月9日~10日の2日間、東京・有楽町朝日ホールで開催された「第36回日本香粧品学会」において下記の研究成果を発表致しました。
記
題名(研究テーマ)
「幹細胞活性化剤カミツレ抽出液による皮膚老化予防」
発表要旨
新たな細胞の補充の役目を担う表皮基底細胞には成体幹細胞とその娘細胞;transit amplifying(TA)細胞の2種類が存在します。このうちTA細胞はストレスを受けると細胞老化機構が早期に作動し、増殖能が低下することが報告されており、TA細胞の早期老化が皮膚の新陳代謝低下を引き起こし、やがて肌老化に至ることが想定されます。本研究では、カミツレ抽出液を用い、TA細胞活性化による肌老化予防について試験を行い、カミツレ抽出液にTA細胞の活性化、TA細胞の早期老化誘導を抑制する効力、またヒトモニター試験による有意なターンオーバー改善効果を確認しました。