2010.04.09
「日本薬学会 第130年会(岡山)」にて研究発表。ユズ由来スフィンゴ脂質及びプルーン分解物について
一丸ファルコス株式会社(本社/岐阜県本巣市)は、平成22年3月28日~30日の3日間、 岡山・桃太郎アリーナ他にて開催された「日本薬学会 第130年会」において、下記の研究成果を発表いたしました。
記
題名(研究テーマ)
(1) 「ユズ由来スフィンゴ脂質(セラミド)の刺激緩和効果」
(2) 「ユズ由来スフィンゴ脂質(セラミド)の肌と毛髪状態の改善効果」
(3) 「肌の色ムラ評価法の開発とプルーン分解物による改善効果」
発表要旨
(1) 「ユズ由来スフィンゴ脂質(セラミド)の刺激緩和効果」
セラミドは皮膚でバリア機能を担う重要な角質層成分です。ユズ抽出物には皮膚角質層と類似のスフィンゴ脂質(セラミド)が存在しますが、ヒトでのモニター試験を行ったところユズ由来セラミド抽出物には界面活性剤による皮膚刺激を緩和する作用が見出されました。
(2) 「ユズ由来スフィンゴ脂質(セラミド)の肌と毛髪状態の改善効果」
セラミドは皮膚でバリア機能を担う重要な角質層成分です。ユズ抽出物には皮膚角質層と類似のスフィンゴ脂質(セラミド)が存在しますが、ヒトでのモニター試験を行ったところユズ由来セラミド抽出物には肌荒れ改善作用やブリーチなどによる毛髪に対するダメージを改善する作用が見出されました。
(3) 「肌の色ムラ評価法の開発とプルーン分解物による改善効果」
見た目年齢は肌の状態が大きく左右しますが、シミやシワだけでなく肌の色ツヤも大きな要因になると想像されます。今回肌の色ムラを客観的かつ簡便に測定する方法を開発し、プルーン分解物配合ローションの肌の色ムラ改善作用を見出しました。