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一丸ファルコス株式会社

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2006.04.20

研究開発・学術発表

「日本薬学会第 126 年会」及び「日本農芸化学会2006年度大会」にて研究発表。植物由来のスフィンゴ糖脂質のセラミド産生効果に関する検討と人の年齢と脂質中のセラミド量の変化ほか

一丸ファルコス株式会社(本社/岐阜県本巣市 代表取締役/安藤芳彦)は、平成18年3月28日~30日の3日間、仙台にて開催された「日本薬学会第126年会」及び平成18年3月26日~28日の3日間、京都にて開催された「日本農芸化学会2006年度大会」において、下記3題の研究成果を発表いたしました。


学 会 名:日本薬学会第 126 年会
符   号:(1)
研究テーマ:植物由来のスフィンゴ糖脂質のセラミド産生効果に関する検討と人の年齢と脂質中のセラミド量の変化

学 会 名:日本薬学会第 126 年会
符   号:(2)
研究テーマ:インド生薬ニームの生理活性

学 会 名:日本農芸化学会2006年度大会
符   号:(3)
研究テーマ:ニーム葉抽出物の脂肪蓄積抑制作用


各研究テーマの発表要旨については、以下のとおりです。

(1) 「植物由来のスフィンゴ糖脂質のセラミド産生効果に関する検討と人の年齢と脂質中のセラミド量の変化」
健康食品原料である米由来植物セラミドが肌の保湿性を改善することを改めて確認した。また、人の角質層のセラミドが年齢と共に減少することを確認した。米由来植物セラミドを摂取することで、人の角質層中のセラミドが増加することを初めて確認し、植物セラミドの食品としての有効性を発見した。

(2) 「インド生薬ニームの生理活性」
ニームは、アーユルヴェーダ植物の中で最も重要な植物とされ、民間療法で健康を維持する植物として広く使われている。ニームの葉が人に健康をもたらす根拠を科学的に証明した。人の体内酸化を抑制し、内臓脂肪やアディポカインなどへの影響を確認した。

③ 「ニーム葉抽出物の脂肪蓄積抑制作用」
ニームは、アーユルヴェーダでは病気を予防・治療する植物とされている。ニーム葉の脂肪細胞に対する作用を検証し、脂肪細胞の分化誘導を阻害し、脂肪細胞中の脂肪の蓄積を減少させることがわかった。アディポカイン改善に対する効果も確認でき、メタボリックシンドローム改善を期待させる結果を得た。
なお、詳細については、日本薬学会ホームページ (http://www.pharm.or.jp/)、日本農芸化学会ホームページ (http://www.jsbba.or.jp/)にてご参照ください。 

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