2021.11.13
「第140 回日本薬理学会近畿部会」にて発表
一丸ファルコス株式会社は、2021年11月13日(土)に奈良県コンベンションセンター(奈良市)で開催される「第140 回日本薬理学会近畿部会」において、下記の発表を大阪大学、広島大学と共同で行います。
題名
「新規選択的VPAC2受容体アンタゴニストペプチドの創製とその中枢薬理作用」
発表要旨
血管作動性腸管ペプチド(VIP)ならびに下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)の受容体の一つであるVPAC2受容体は、臨床研究から、その遺伝子重複が統合失調症や自閉スペクトラム症と強く関連することが示されており、本受容体を阻害する物質は精神疾患の新たな治療薬となる可能性が考えられる。
本研究で、我々は新規のVPAC2受容体アンタゴニストペプチドを見いだし、新しい統合失調症治療薬候補物質になる可能性を示した。
【関連リンク】 第140 回日本薬理学会近畿部会