2022.05.17
「COSMETIC STAGE」にマスク着用による皮膚トラブルと対策に関する論文掲載
COSMETIC STAGE 2022年4月号に大阪市立大学の片山教授と弊社アルナシリの執筆した下記の研究論文が掲載されました。
題名
「COVID-19感染症下での、マスク着用による顔面の皮膚トラブルとその対策」
著者
片山一郎 大阪府立大学 大学院医学系研究科色素異常症治療開発共同研究部
Arunasiri Iddamalgoda 一丸ファルコス株式会社
要旨
2020年初頭からCOVID-19感染症のアウトブレークが大きな社会問題となっている。感染症の拡大につれ、マスク着用による、顔面皮膚のトラブルを主訴に皮膚科を受診している患者は増加していると考えられている。世界的な患者数の急激な増加に伴い、COVID-19の臨床スペクトルはより明確に定義され、新しい症状としてCOVID-19患者の様々な皮膚症状が数多く報告されている。皮膚科関連では蕁麻疹症状の頻度が高く、凍瘡様の皮膚症状に近いRed toeと並び、報告が増えているが、マスクの長期着用による顔面の皮膚トラブルも増加し、日常診療でもそのような患者を診察する機会も増えている。
本報では、その病態と実態、患者指導、新規スキンケア製品開発の現状につき解説する。
詳しくは、「COSMETIC STAGE 2022年4月号」をご覧ください。
【関連リンク】 COSMETIC STAGE 2022年4月号