一丸ファルコス株式会社は、2022年5月に海を守る活動の一環として、沖縄県那覇市と宮古島市へ訪問してきました。現地では、NPO団体の方のお話を伺い、漂着ゴミの調査分類やビーチクリーン(海岸清掃)活動を実施してきました。
NPO美ら海振興会松井会長との対談
沖縄県那覇市にてNPO法人美ら海(ちゅらうみ)振興会の松井さとし会長と一丸ファルコスの取締役副社長の安藤が対談を行いました。
(写真左:一丸ファルコス㈱取締役副社長 安藤一彦、写真右:NPO法人美ら海振興会 松井さとし会長)
NPO法人美ら海振興会は2004年に設立し、2008年からNPO法人として沖縄本島を中心に活動を開始されています。一丸ファルコスはNPO法人美ら海振興会へ2011年より10年以上寄付を継続しています。
今回の対談では、沖縄の自然や海の環境で感じる変化、NPO法人美ら海振興会設立の動機や活動内容、活動によって変わってきた事、さらに今後活動していきたい事などを松井会長よりお話頂きました。今後も一丸ファルコスは美ら海振興会の活動を支援し、活動の輪を広げていく考えをお伝えしました。
NPO宮古島 海の環境ネットワークの活動に参加
沖縄県宮古島市(真謝「まじゃ」ビーチ)にて、NPO法人宮古島 海の環境ネットワークが企画する漂着ゴミの調査分類活動ならびに、ボランティアとしてビーチクリーン(海岸清掃)活動に一丸ファルコスの社員が参加しました。
NPO法人宮古島 海の環境ネットワークは、2012年に「宮古島諸島の海を守り、次の世代までこの美しい海を残したい」の想いから設立し活動をはじめられました。
今回、一丸ファルコスの社員が参加した海岸漂着ゴミの調査は、国際海岸クリーンアップ(ICC)の分類に基づいています。世界共通のデータカードに基づき漂着散乱するゴミを一定面積内で回収し、その品目別個数をカウントします。その結果から改善策を考え各種業界団体や行政に問題を提言する取組みです。ゴミの種類や量、発生源を調査することで、各産業や団体が排出するゴミに対し、規制を呼びかける働きに繋がります。
また、ビーチクリーン活動ではボランティアとして真謝ビーチの漂着ゴミを回収しました。ほんの数十分の清掃活動でも多くのゴミを集める事ができました。
沖縄県宮古島産アロエベラ畑へ訪問
宮古島産アロエベラの畑へ訪問し、生産者様のお話を伺いました。
宮古島は数ある沖縄諸島のなかでも珍しいサンゴ礁が隆起してできた島です。「島尻マージ」と呼ばれるこの土壌は水はけがよく、カルシウムやミネラル豊富なアルカリ性土壌です。
無農薬栽培で育てられた宮古島産のアロエベラは1枚の葉が70~80㎝にもなり、葉肉の厚みは3㎝以上になります。宮古の太陽と生産者の愛情により最高品質のアロエベラが得られます。
生産者の想いを伺い、一丸ファルコスの社員がアロエベラの収穫を体験させて頂きました。
SDGsとの関わり
日本のサンゴ礁の約90%が沖縄海域に分布していると言われています。しかし、1990年代よりサンゴの白化現象が問題となり現在まで危機的な状況が続いてます。地球温暖化や、海中滞留ゴミの問題などにより、海の環境が悪化し生物多様性が損なわれています。
沖縄・宮古島が育む農産物から抽出したエキスには、優れた有効成分が含まれています。この優れた製品の品質を支えているのが独自の風土です。宮古島は、一年を通じた温暖な気候で、強い紫外線が降り注ぎます。さらに、サンゴが多く含まれる土壌が豊富なミネラルと水はけの良い土地となり良質な農産物が育ちます。
一丸ファルコスは、弊社製品の売上の一部を沖縄のサンゴ礁保護や海岸清掃活動を行う環境NPO団体へ寄付し、環境保全活動を支援しています。さらに、対象製品を使用頂いたお客様には、沖縄環境NPO団体のロゴマークを製品やパッケージに利用いただくことができます。沖縄の風土から得られた自然の恵を未来に残すため、お客様にも支援活動に関わって頂きながら、沖縄の自然を守る取組みを続けています。