天然物からエキスを抽出・製造する過程では、多くの場合、搾りかす(抽出残渣)が発生します。一丸ファルコスでは、これらの抽出残渣を産業廃棄物として処理するのではなく、真正工場において発生する植物抽出残渣のほぼ100%を有機堆肥化し、廃棄物の再利用を推進しています。また、動物由来抽出残渣の一部を堆肥化またはメタンガス発電に再利用しております。
抽出残渣の有機堆肥化は、土壌環境の改善につながり、さらには農作物など植物の健全な成長を促進します。この取り組みは、天然物を活用する一丸ファルコスの持続可能な製品づくりの理念にも合致しています。
SDGsとの関わり
抽出残渣の再利用は、SDGsにおいて「作る責任・使う責任」の取組に寄与するものと考えます。また、有機堆肥の提供に関与することにより、間接的に「陸の豊かさも守ろう」「気候変動に具体的な対策を」などの取組にも寄与することができます。